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handbook:aloneとは

Aloneとは

Aloneは、オブジェクト指向スクリプト言語Rubyを使って実装されたwebアプリケーションフレームワークです。CPUやメモリなどのリソースの制約が厳しい組込機器を主要なターゲットし、そのような環境でも実用上十分なパフォーマンスが得られることを意識して開発されています。このため、 Ruby on Railsなど既存のフレームワークを使用することが難しかったシステムでも利用できます。

また、外部のライブラリに依存せず単体で実行できることも重要な開発目標としています。原則としてアプリケーションを構成するファイルとAlone関連のファイルをサーバにコピーしさえすればアプリケーションを実行可能です。既存のRuby用のフレームワークのように、多くのライブラリの導入が必要だったりサーバで特殊な設定が必要だったりすることがありません。「Alone」という名称も、外部ライブラリに依存せずアプリケーションとAlone関連ライブラリのみ、スタンドアローンで実行できるところに由来しています。

Aloneを利用することで、Ruby自体のコーディングのしやすさとも相まって、小型機器や小規模プロジェクト向けのwebアプリケーション開発を効率的に行うことができます。

handbook/aloneとは.txt · 最終更新: 2011/01/28 15:59 by maeda