====== AlControllerの利用 ====== ===== 設定ファイル ===== AlControllerを利用するためには、Aloneの設定ファイルal_config.rbのAL_CTRL_DIR定数を設定してください。この定数の値は、ユーザーが作成したコントローラが設置されるディレクトリ名です。Aloneはこのディレクトリを起点にコントローラを検索します。 例えばURLのctrlパラメータが"foo"であった場合、AlControllerはAL_CTRL_DIR定数で指定されたディレクトリ以下のfooディレクトリを探し、その中のmain.rbをfooコントローラとして読み込みます。 以下にAL_CTRL_DIR定数の設定例を示します。 AL_CTRL_DIR = File.join(AL_BASEDIR, "../") ===== エントリポイントファイル ===== AlControllerクラスは、Aloneのlib/al_controller.rbで定義されています。AlControllerを使ってコントローラアプローチによるアプリケーションを開発するにはこのファイルをrequireでロードします。lib/al_controller.rbがロードされると直ちにリクエストの解析を解析を行い、実行が要求されているコントローラをロードし、コントローラ内で定義されたアクションに処理を引き継ぎます。 AlControllerの読み込みは、ライブラリの読み込みのみを行うエントリポイントファイルで行います。エントリポイントファイルはwebサーバからCGIアプリケーションとして実行されるファイルです。ここでAloneの設定ファイルal_config.rbやal_controller.rbなどのファイルをロードするためのrequireメソッドなど初期化のコードのみを記述します。 エントリポイントファイルの例を以下に示します。 #!/usr/bin/env ruby # encoding: utf-8 require 'lib/al_config' require 'al_controller